事例11-1: 秋田ギフト
秋田ギフト(秋田県北秋田市米代町 代表 渡辺牧子さん)は、骨とう品も扱うギフトショップ。世の中の流れでお歳暮お中元などの定期的な贈答や、企業の大口需要などが減ってきたため、一般消費者向けにも販売を拡大したい意向を受けて改善を実施した。
この店舗に不足しているのは、オシャレ感だけだった。
お中元やお歳暮、祝い、仏事など、必要に迫られた買い物が減っている以上、店舗での衝動購買を起こさなくてはならない。衝動購買が起きる入口には驚きが必要である。そうして注目度が上がれば購買意欲につながる。ただ商品が置いてあるだけではお客さんは衝動的に買いたいとはならない。
こうした趣味嗜好品の店舗では、いかに発見させるか?買いたくなるか?の売り場づくりを心掛ける必要がある。よくお店からは、うちはセンスがないから陳列がうまくできないと言う声を聞く。陳列のセンスとは、きれいに並べられることではなく、自店のお客さんを喜ばせるサプライズの仕掛けが考えられるかどうかにある。
サプライズがある店舗、これはきれいな陳列手法をも上回る。
ただきれいに並べられただけではお客さんの関心は集まらないし、期待感も高まらない。
サプライズを起こす、そのためにはお客さんの驚きや笑顔がすでに思い浮かんでいることが大切である。
サプライズ要素のあるディスプレイの数々を仕掛けた店舗になった
コメント