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0円店舗再生 第27回~尊敬すべき事業者たち 雑貨店、ギフトショップでは高さを変則的にする

更新日:2024年12月16日

事例11ー2: ハリカ大館店

ハリカ大館店(秋田県大館市清水 代表 田中耕太郎さん)は大館市の生活道路沿い、大型店が立ち並ぶ場所にある。同社ではワイモバイルの携帯ショップも運営し、その一部がハリカミプレのFCとなっている。

この店舗の状況は少し複雑だった。

下記図面のようにもとは入口(図面下側)から右奥を売場としていたが、奥のスペースを転貸する状況となり、手前のスペースへと売場を移動することとなった。売場スペースが減少することとなり、狭くなる売場で売上向上を果たさなくてはならない条件があった。


一般的に、売場の広さと売上は比例する。売上が悪いからと売場を狭くするとますます売上が下がる。通常は売上を回復させるためには、売場を狭くしないようにお願いしている。たとえ陳列する商品の品ぞろえが少なくなっても、顧客の滞在スペースを増やすなど、できる限りスペースを狭くしないようにしていただきたい。

しかしながら今回は売場を狭くせざるを得ない条件での改装だった。

 

ビフォア図面入口から右奥が売場   アフター図面入口すぐ前が売場になるが狭くなる


すでにギフトはカタログ販売が主力になっているが、カタログの配置と商談スペースが離れていたため、効率を考えて一緒に展開した。

小物雑貨を集客のメインにして入り口に配置した。

ただ商品並べてあるだけの壁面を、立体感を高めるように什器を売場入り口に並べ直した。

旧来のギフトは縮小しているが、個人向けのギフトは増加している。

一般消費者が商品選びを楽しめる店へと進化した。

 

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