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0円店舗再生 第38回~尊敬すべき事業者たち 趣味の店(スポーツ、楽器、植栽)では回遊性が最優先

更新日:2024年12月16日

6-3事例: セントラル楽器

 

セントラル楽器(鹿児島県奄美市名瀬末広町 代表 指宿俊彦さん)は老舗の楽器店。島特有の楽器や島唄のCDなど、奄美大島ならではの音楽関連品を多く扱っている。島民の習い事としてピアノ需要が主であったが、これはピアノ販売が、お手軽なキーボードなど安価な楽器へとシフトしてきたことで、売上が減ってきていた。

販売は減少するが上階で音楽教室を開催していて、こちらは活況。そのため店の中央を音楽教室へ行くエレベーターへのメイン通路としていた。

島民に音楽を提供することも重要ではあるが、今後の奄美大島の未来として観光客など島外の人に向けての店舗でもあるべきではないかと提案した。

我々も島外の人であるが、珍しい伝統的な楽器や多くの島唄のCDなど、ここでしか手に入らなさそうなものが数多くある。

そこで、島唄CDを入口のメインとして、通路は少しカーブさせてもらい、CD、伝統楽器、楽譜などの書籍とそれぞれコーナーを作ることを提案した。


ビフォア 店舗中央に広いメイン通路。伝統楽器はCDと組み合わせてある。

 

アフター メイン通路前に島唄CDコーナー。伝統楽器はその手前にスペースをつくった。

 

 

 

 

 

 

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