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0円店舗再生 第53回~尊敬すべき事業者たち 趣味の店(スポーツ、楽器、植栽)では回遊性が最優先

6-5事例: 楼蘭ローラン(MOSS LOULAN)


楼蘭ローラン(MOSS LOULAN)は、(愛知県豊川市伊奈町 代表 松井馨可さん)は、豊川商工会議所(担当 経営支援課長 川村達也さん)との関係性が深い中小企業診断士(松井正督卓さん 愛知県中小企業診断士協会会長)のご縁により、豊川商工会議所にて0円店舗再生のセミナーを受けていただいたことで、接点が生まれた。


代表の松井さんは、苔と植栽を活用したテラリウムの製作販売やワークショップを、豊橋や豊川の東三河地区で積極的に進めてこられた。イベントにも積極的に出店し、自店をワークショップの場所として開放し、その商品や技術に高い支持を受けている。


その一方で、店のあり方には悩みがあった。ワークショップで来店してもらうだけではなく、もっと作品を見ていただくためには質の高い店であるべきだと模索していた。

 

我々は、現地へ入って、売り場づくりを二期に分けて進めた。第一期は、ワークショップスペースとショールームを分けること。今まではショールーム内でワークショップを行っていたため、ワークショップを開催するたびに、ショールームはその形を崩していた。これはもったいないと考え、パーソナルスペースとワークショップのコーナーを一体化させ、ショールームが常に魅力的に活かされるように改装を行った。

 

二期には、ショールームの価値向上。中国出身の松井さんは、テラリウム以外にも中国から仕入れた茶や雑貨などが展開されていた。これらをテラリウムとどのように融合させて、ライフスタイルに結びつけるか?それらを楽しく見てもらうために店内の回遊性をどう高めるか?の改装を行った。二期の改装には、小坂井商工会(経営指導員 熊谷吉兼さん)も、現場で実際に作業に関わっていただいた。現場に入って地域商店の活性化に積極的に取り組んでいただいた。

 


松井さんは、常に前を向いて現状を妥協することなく、未来を切りひらく努力を怠らない。頭が下がる思いである。

 

下記は同店のインスタグラムからの画像

店内撮影コーナーにて作品紹介

 

 店内でのワークショップ

 

YOUTUBE 店内の様子


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