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0円店舗再生 第55回~尊敬すべき事業者たち 雑貨店、ギフトショップでは高さを変則的にする

事例11-4: 升川商店

 

升川商店(秋田県横手市増田町 代表 升川晴充さん)は、蔵の町として有名な増田町の中にある。街歩きに訪れる観光地である。蔵は家の奥にある内蔵であり、奥行きの長い旧家のいちばん奥に立派な蔵がある。見学客は店の奥へ奥へと入っていく必要がある。蔵の見学に特に入場料を取っているわけではない。古き蔵文化を町ごと楽しんでもらうためである。

歴史的建造物である内蔵の希少価値がありながら、同店は、もとは古き時代より着物を扱うお店。

そこから発展して、古い骨とう品が集まり、その量が次第に増え、整理がつかなくなったことが、同店の改装のきっかけだった。


すぐ前にある北都銀行増田支店(支店長 藤原裕臣さん)は、同店をずっと気にかけており、観光客も増えている今、店としての機能強化を図りたいと考えていた。

 

升川さんは、コレクター気質が強く、価値があるものを集めては大切に保管されていた。当初店へかかわった際は在庫の山で、我々は奥の内蔵までたどり着けなかった。

 

数回かけて、骨とう品を片付けながら、店を広げていった。

 

こうした歴史的価値がある観光地で、その価値と珍しさが十分楽しんでもらえる店舗ができあがった。

 

 

あきた企業活性化センターの記事より


古き場所には古い価値がある。この価値を埋もれさせてしまうか、表現し直せるかが再生の分かれ道。升川さんも今も日々改善に取り組み続けている。


改善に終わりはない。

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