19-4事例: 神明モータース
神明モータース(岐阜県土岐市駄知町 代表 塚本真也さん)は、自動車整備販売業。土岐市商店街組合で0円店舗再生の講演会を聴いていただいたのがきっかけで出会い、土岐商工会議所(担当 栗田義昭さん)のから派遣をいただいた。
土岐市駄知町には自動車整備販売の同業者がたくさんある。それぞれの会社は固定客を持っていてしっかりと地域に密着した商売をされている。
車がないと生活ができない地域。冬は雪も降る。自動車は生活必需品。地域の生活を支える商売である。塚本さんに限らず車整備関連で働く人は車好きである。愛車に長く乗り続けるために車の整備にいかにこだわるか、調子が悪いときは徹底して原因追究。サラリーマンのディーラーではなかなかそこまで真剣には向き合ってくれない。
エアコンの徹底したクリーニングの作業の様子など、整備について事細かく手書きで書いたレターを定期的にお客さんに送っている。それを読んだら塚本さんに車を預けたいという気持ちになる。
今回は、そうした徹底したこだわり、これを店外からもわかるようにしようと、ウィンドウを開放的にすることにこだわった。
ウィンドウ面をふさいでいたタイヤの陳列を店内壁面に移動して、壁面のスケール感を活かすように、カタログ表紙をパネル上に貼り付けた。
地域になくてはならないお店。
こうしたお店こそ長く生き残り続けてほしい
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