5-6事例: アヴァンティ・ドンナ・ウノ
アヴァンティ・ドンナ・ウノ(秋田県由利本荘市裏尾崎町)は生活道路に接していて、近隣にはドラッグストアの大きな駐車場があり、小型店ではあるものの好立地にあった。
固定客をしっかり抱えているものの、新規で来店される人が少ないのが悩みであった。
そこで店舗を見たところ、入口前面に服のマネキンがずらりと並べられていて、なるほどこれはいかにも服を買うつもりがないと入りにくい店だと思った。
そのため、入口にはどちらかというと靴やバッグの小物を並べて、お客さんの興味が広がるように改善した。道路拡張によるセットバックもあって、残念ながら現在は閉店している。
ビフォアのレイアウト (図面は下が入り口)とウインドウから見た状態
アフターのレイアウト (図面とウィンドウをじっくり比較してみてください)
なんとなくわかってもらえるだろうか。店へ入りやすい、入りにくいは、店の奥に期待感が生まれるかどうかにある。お客さんの興味を奥へ奥へと引き込むことで、入店率は上がる。
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