事例12-6: 串良ふくろう屋
串良ふくろう屋(鹿児島県鹿屋市串良町)は鹿屋市の幹線道路沿いになる地産地消の弁当店。同店へは、オープンして間もない頃に訪問した。現在は人気の弁当店として繁盛しているが、オープン当時は知名度も低かった。そのため事業所への弁当配達の受注獲得に奮闘されていた。
一方で配達に行くと店舗での対応が手薄になり、店舗での集客を増やすべきだと考えていた。
この日、訪問した当日に2時間で改装を行った。
店内にはイートインスペースが用意されているものの、資材置き場の一部となっていて、お客さんへのもてなし感が不足。これはすぐにできると判断し、当日着手した。
改装後のイートインスペース
「見て、食べておいしい!そんな弁当を作っています」と、廣口百代子店長らスタッフ地元食材を使った家庭的な弁当。地元には、「やねだん」の土着菌肥料を使ったおいしい農作物もある。地産地消の弁当を売ろうと、手掛けた事業でした。
その結果、殺風景だった店は明るく変身。イートイン利用限定メニューを作り、みそ汁無料サービスも始めました。通過車両からの認知を高めるべく、幟の出し方にもアドバイスを加え、来店数は増加。売上は3割増となったのです。
この変化を経験し、「商品だけでなく、店をどう作るかが大切なんですね」と福沢社長。「おいしかった。また注文したい」との嬉しい反応を糧に、スタッフとともに明るくお客様を迎えています。
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