9-1事例: 山田相談薬局
山田相談薬局(秋田県秋田市大町 代表 山田賢一さん)の山田さんは教師を退職し秋田へ戻って、先代の後を継いだ。同店は秋田市の羽州街道、通町商店街に位置している。秋田市の商店街の中でもこの商店街は比較的活況な場所である。
今回も、これからの薬局のあるべき姿に悩み、訪ねてきていただいた。
まずは外観イメージから手直ししたい。薬局は目的購買が多いものの、立ち寄りやすくしなければならない。ドラッグストアチェーンが生鮮品や日用品などの品目を拡大し、品揃え競争になっているため、個人店ではその専門性を高めていく必要がある。
ビフォア外観 奥の売場を見せたい 図面は右が店舗入口(両ガラス面をふさいでいる)
アフター外観 奥が見えるようになった 図面ではお客さんの滞留スペースと動線を計画した
山田さんは秋田県では名の知れたアーチストでもある。音楽と薬局、これからどうやってそれらを融合して個性的な店舗へと発展していけるか、個人店は飛びぬけないといずれダメになる。
今後が楽しみな店舗である。
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