0円店舗再生 第72回~がんだて茶屋:観光地のちょっとした売店はお客さんが少ないのは当たり前?
- 加藤剛

- 8月18日
- 読了時間: 1分
更新日:9月1日
がんだて茶屋(岐阜県下呂市小坂町)は観光地巌立峡の駐車場に立地する店舗。軽食や飲み物、土産品などを扱う。経営に苦慮し、町であったり企業であったり、経営主体は安定しない。

こうした孤立した店舗は、適切に維持管理されればそれなりの収益は安定的に確保できるのだが、店を開けておくことのみが目的化して、地元経営では質を求めなくなる。質が低下していることに気づかず、年月が過ぎて当然のように衰退していく。
店舗は売上が減少すると食材などの廃棄ロスを恐れて、品揃えを縮小させる。そうなるとますます売上は減少する。地方の多くはこうした悪循環に陥りがち。
0円店舗再生では、少ない品揃えを、量の魅力ではなく質の魅力を向上させることで、収益を向上させる。すでにたくさん物がないと売れないという時代は終焉している。地方ほどその時代から脱却できずにいる。消費者から学んでほしいと願う。
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