0円店舗再生 第73回~駄菓子屋らあちゃん:夢を実現する形は工夫次第で創造できる
- 加藤剛

- 9月8日
- 読了時間: 2分
更新日:9月8日
駄菓子屋らあちゃん(名古屋市昭和区長池 代表 栗木祐子さん)
栗木さんは東京から生まれ故郷の名古屋へ戻ってきた

栗木さんには夢がある。家庭環境に悩む子どもたちの居場所をつくりたいとずっと思っていた。そのため相続した実家を子どもたちの居場所にできないかと考えた。当初は場所を整頓して、子どもたちを集めるイベントを開催したりできないかとも考えたが、自発的に子どもたちが集まるには時間もかかることから、すぐに人が集まる駄菓子屋がいいのではないかと考えた
駄菓子の販売を通じて子どもたちと仲良くなれたらいい。そんな栗木さんの思いを実現できる場づくりを手伝った

庭先の縁側から店に入るスタイルは、神谷商事の和美姿の店づくりを応用した

カッティングシートのみで店舗を表現。入り口にA看板と営業中のサイン。センサーチャイムを設置し、近隣へ小さなオープンチラシを手配りしながら営業を開始した


オープンからたくさんの子どもたちに来店いただいた
SNSを使った広告宣伝ではなく、また広告宣伝に頼らなくても人は集まる。こうしたリアルの場所の価値がいかに重要であるかよくわかった

何度も来店してくれる子どもたちとの会話が日常になってきた
まだ栗木さんの夢は始まったばかりである





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